●泰然自若

読み(ひらがな)

たいぜん じじゃく

意味

どんなことが起こっても、落ち着いて動じないようす。

解説

人は、一般に、外での変化を感覚として受け取り、さまざまな感情を 起してしまいますが、泰然自若としている人は、外で何が起ころうとも、 感情がゆれ動くことなく、ゆったりと普段の自分のままで、落ち着いている、 ということだと思います。 このような心の状態になるのは、なかなか難しいことです。

重要語の意味

泰然=「たいぜん」と読み、ゆったりと落ち着いていること。  自若=「じじゃく」と読み、自分のままでいること。客体からの影響を受けないこと。動じないこと。  泰=ゆったりとおちついている。やすらか。  然=しかり。承認を示すことば。  自=おのれ。わたくし。  若=ごとし。似ている。ようすを示す添えことば。  起こる=「おこる」と読み、ある状態が始まる。  落ち着く=「おちつく」と読み、心が安定して静かである。  動じる=「どうじる」と読み、心の落ち着きをなくす。感情がゆれ動く。動ずる。  一般に=「いっぱんに」と読み、ふつう。たいてい。  変化=「へんか」と読み、ようすがかわること。  感覚=「かんかく」と読み、五感からさまざまな情報を感じ取ること。見たり聞いたり触ったりすること。  感情=「かんじょう」と読み、心の中に起こるうれしい、楽しい、悲しいなどの想い。  普段=「ふだん」と読み、いつも。へいぜい。不断。  状態=「じょうたい」と読み、その時の人の心や身体のようす。  難しい=「むずかしい」と読み、実行することが簡単ではない。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆   難易度=ふつう   熟語分類=標準。

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泰然自若


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