●傍若無人
読み(ひらがな)ぼうじゃく ぶじん |
意味まわりに人が、いないかのように、勝手、気ままに振る舞うようす。 |
解説自分が思っているとおりに、言葉を発したり、行動したりして、他人に迷惑をかけてしまうような、 勝手な振る舞いをすることのようです。この四字熟語は、次のような故事に基づいているようです。 「中国の戦国時代の刺客が、酒を飲み自由気ままに町の中を歩き、歌をうたったり笑ったり泣いたりして、 まるで人が、そばにいないかのように振る舞った。」という故事から。日本語にすると、「傍(かたわ)らに人なきが ごとし」となるようです。 |
重要語の意味傍=「ぼう」と読み、かたわら。そば。 若=「じゃく」と読み、ごとし。、、、のようだ。如。 無人=「ぶじん」と読み、人がいない。 傍ら=「かたわら」と読み、あるもののすぐ近く。すぐそば。 勝手=「かって」と読み、他人のことを気にせず自分の思うままに行動すること。 気まま=「きまま」と読み、何かにしばられることなく自分の思うがまま振る舞うこと。勝手。 振る舞う=「ふるまう」と読み、行動する。 刺客=「しかく」と読み、ある人を密かに殺す者。 |
いわれ(歴史)と重要度史記・刺客伝。 無門関・第六。 重要度=☆☆☆ |
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