●杯酒解怨

読み(ひらがな)

はいしゅ かいえん

意味

酒を酌み交わして、昔の恨みを開放すること。

解説

昔、けんかをした相手と、いっしょに酒を飲むことによって、 心の中にある疑いや不満などを忘れて、お互いに信頼しなおすことのようです。 酒によって仲直りをすることです。 酒は、いい面もありますが、気持ちが大きくなり、けんかのもとになったり、 頭の回転をにぶらせるなどの悪い面もありますから、飲み過ぎないようにしたいものです。

重要語の意味

杯酒=「はいしゅ」と読み、さかずきにくんださけ。酒を飲んで楽しむこと。  解怨=「かいえん」と読み、うらみをとく。うらみをなくす。  杯=さかずき。酒を飲むいれもの。  酒=さけ。さけを飲む。  解=とける。ゆるす。ときほぐす。  怨=うらみ。にくむこと。  酒=「さけ」と読み、アルコールを含んだ飲み物。飲むと酔うみず。  酌み交わす=「くみかわす」と読み、友人などとお酒をいっしょに飲む。  昔=「むかし」と読み、今より過ぎ去ったとき。  恨み=「うらみ」と読み、相手の行動などをよく思わないで、きらうこと。  解放=「かいほう」と読み、しばられていた思いからぬけ出ること。  飲む=「のむ」と読み、酒などを口に入れ、のどを通す。  疑い=「うたがい」と読み、相手を信用しないこと。  不満=「ふまん」と読み、満足しないこと。思うようにならなくて気分がよくないこと。  忘れる=「わすれる」と読み、記憶(きおく)などを思い出さないでいる。  お互い=「おたがい」と読み、あなたと私の両方とも。  信頼=「しんらい」と読み、信じてたよりにすること。  仲直り=「なかなおり」と読み、仲の悪かった2人がもとのように仲良くなること。  面=「めん」と読み、よいかわるいかのどちらかひとつ。  頭の回転=「あたまのかいてん」と読み、思いや考えなどの意識(いしき)のはたらき。  飲み過ぎ=「のみすぎ」と読み、酒などをたくさん飲んでしまうこと。 

いわれ(歴史)と重要度

唐書(とうじょ)。     重要度=☆     難易度=ふつう

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杯酒解怨


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