重要語の意味
万物=「ばんぶつ」と読み、この世界にあるすべてのもの。
斉同=「せいどう」と読み、ひとしく同じ。
万=すべて。よろず。
物=もの。ものごと。現象。
斉=ひとしい。
同=おなじ。
認識=「にんしき」と読み、外のことを見たり聞いたりして何であるのかを知ること。
醜い=「みにくい」と読み、好ましくないようす。
道=「どう」と読み、この世界をつくっている根源であり変化するもの。玄ともいう。タオ。
荘子=「そうじ」と読み、中国戦国時代(紀元前300年ごろ)の思想家、荘周があらわした道教の書物。南華真経。
特徴=「とくちょう」と読み、他のものと比べて目立つところ。
天籟=「てんらい」と読み、天のひびき。天の波動。宇宙の意志のようなものか或はダークマターか。他に地籟と人籟がある。
超越=「ちょうせつ」と読み、ある限界をはるかに超えること。
喪う=「うしなう」と読み、自分から離れて自分のものでなくなる。
禅=「ぜん」と読み、中国に伝わった仏教が座禅を中心にした教えとして成立したもの。唐の時代に栄えた。
空=「くう」と読み、すべてのものは縁起によって成っているため実体がないとする考え方。般若経で重んじられるもの。
非思量=「ひしりょう」と読み、思考活動が止まっている状態。
無一物中無尽蔵=「むいちもつちゅうむじんぞう」と読み、自分のものがなくなった時、外の世界と一体になったと感じること。
老子=「ろうし」と読み、中国春秋時代の思想家である道教の開祖・老たんがあらわした書物。
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