重要語の意味
無明=「むみょう」と読み、真理に暗いこと。根本的な無知。愚かさ。十二因縁の第一。三毒(貪瞋癡)の癡。
長夜=「じょうや」と読み、長い夜。暗闇が長く続くこと。「ちょうや」とも読む。
衆生=「しゅじょう」と読み、人間を含むすべての動物。
知見=「ちけん」と読み、物事を正しく見る知恵。
豊か=「ゆたか」と読み、不足がないようす。十分であること。少なくないこと。
煩悩=「ぼんのう」と読み、無明による欲と執着から生ずる心の中のさまざまな思い。むさぼり、いかり、ぐちなど。
とらわれる=あることにこだわるため自由に考えをめぐらすことができないこと。
真理=「しんり」と読み、正しい道理。法。縁起。因縁。
欲=「よく」と読み、渇愛。
執着=「しゅうちゃく」と読み、執著。欲にとらわれること。取。「しゅうじゃく」とも読む。
十二因縁=「じゅうにいんねん」と読み、生き物(特に人間)の苦しみは、12の原因と、その関係性(つながり)によって
起こるという仏教の真理のひとつ。12の原因とは、無明、行、識、名色、六処、触、受、愛、取、有、生、老死。
凡夫=「ぼんぷ」と読み、仏教の真理を悟ることのできない人。
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