●三日坊主

読み(ひらがな)

みっか ぼうず

意味

とても飽きやすく長続きしないこと。また、そのような人を言う時に使う言葉。

解説

何かをやろうと決めたはずなのに、すぐに飽きてしまい、長く続けることができないことを言ったことばのようです。 もとの意味は、お坊さんになりたくて、出家を決めたのに、3日も過(す)ぎないうちに、仏教の修行と戒律の 厳しさに耐えられなくて、お坊さんになることを、やめてしまうことから生まれた四字熟語のようです。 気まぐれで始めたことは、長く続きませんから、ある程度、長い期間やりたいと思っていたことを始めるほうが、 三日坊主にならないと思います。

重要語の意味

三日=「みっか」と読み、3日。みじかい期間。  坊主=「ぼうず」と読み、お坊さん。お寺のあるじの僧を呼ぶ時に言うことば。  飽きる=「あきる」と読み、もういやだと思う。やめたいと思う。  長続き=「ながつづき」と読み、あることが長く続くこと。  決める=「きめる」と読み、心の中でそうであると思う。  出家=「しゅっけ」と読み、仏教の教えに従って俗世間をはなれ仏門に入ること。  仏教=「ぶっきょう」と読み、迷いや苦しみの原因を探りながら八正道という方法によって苦しみを解決する教え。ブッダの教え。  修行=「しゅぎょう」と読み、お寺の掃除をしたりお経を読んだり坐禅を組んだりすること。  戒律=「かいりつ」と読み、生活習慣を正す目的で飲食に制限をつけ異性との交わりを断ち不妄語不殺生不偸盗などを守ること。  厳しさ=「きびしさ」と読み、戒律などをしっかり守らなければならないこと。ようしゃのないこと。  耐える=「たえる」と読み、つらさをがまんする。こらえる。  気まぐれ=「きまぐれ」と読み、思いつきで物事をすること。気が変わりやすいこと。  僧=「そう」と読み、仏教のさとりを得るために修行をしている人。  お寺=「おてら」と読み、てら。本堂などがあり僧が住んで法事や修行をするところ。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆   難易度=ふつう

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三日坊主


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