●有名無実

読み(ひらがな)

ゆうめい むじつ

意味

名前ばかりが立派で、実質が伴わないこと。

解説

名前が世の中によく知られ、堂々として見えるだけで、実際の内容が名前に合わないことを言った四字熟語のようです。 たとえば、会社を管理する仕事をまかせられている会社の社長さんが、社長という名前がついているだけで、実際には、 会社の中を、うまくまとめる力がないことをあらわした言葉だと思います。

重要語の意味

有名=「ゆうめい」と読み、世の中によく知られていること。名前があるということ。  無実=「むじつ」と読み、実質がないこと。実がないこと。  名前=「なまえ」と読み、他と区別するために付けるよびかた。先生、社長、師匠など。  立派=「りっぱ」と読み、堂々としていてしっかりしているようす。  実質=「じっしつ」と読み、実際の内容。本当のすがた。  伴う=「ともなう」と読み、そのことに合っていること。そのことと似ていること。  堂々=「どうどう」と読み、大きく見えてりっぱなようす。  実際=「じっさい」と読み、本当のすがた。  会社=「かいしゃ」と読み、利益を得るために多くの人たちを雇って運営をしている団体。  管理=「かんり」と読み、会社などの機能がうまく働くように会社の中を取りしきること。  社長=「しゃちょう」と読み、会社の中をまとめる一番えらい人。  名=なのる。なまえ。ほまれ。  実=みのる。ものがいっぱいある。なしとげる。 

いわれ(歴史)と重要度

国語(こくご)・晋語(しんご)。   重要度=☆☆   難易度=ふつう

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有名無実

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