●竜頭蛇尾
読み(ひらがな)りゅうとう だび |
意味初めは勢いがよく見えるが、終わりのほうになると、振るわなくなることのたとえ。 |
解説1回見ただけでは、強そうに見えますが、よく見てみると、外見だけで、実際のちからを 外に出すことができないようすをたとえているようです。外見は立派に見えますが、 見た目に比べると、ほとんどちからがないという意味ではないかと思います。 頭は竜のようにしっかりしているけれど、体の部分や足がなく、しっぽだけ蛇のように細くついている、 ということから生まれた四字熟語で、禅についてのやりとりをしている時に使われたことばのようです。 |
重要語の意味竜頭=「りゅうとう」と読み、りゅうのあたま。「りょうとう」とも読む。 蛇尾=「だび」と読み、へびのしっぽ。 竜=りゅう。想像上の生き物。大きな蛇に似ているが頭に角があり体には4本の足がある。 水の中に住んで天に昇って雲を起し雨を降らせると考えられている。 頭=あたま。動物の首から上の部分。 蛇=へび。ハ虫類のひとつ。円筒形で細長い動物。足がないので地面をはって進む。 尾=しっぽ。動物の尻から細長くのびたもの。 勢い=「いきおい」と読み、動物の動きなどに出てくるちからの強さ。 振るう=「ふるう」と読み、持っているちからを外に出して働きかける。 禅=「ぜん」と読み、だるまさんを師と考える仏教の教えのひとつ。 |
いわれ(歴史)と重要度碧厳録(へきがんろく)。 景徳伝灯録。 重要度=☆☆☆ |
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