●立身出世

読み(ひらがな)

りっしん しゅっせ

意味

社会の中で、高い地位に就いて名声を得ること。

解説

世の中で与えられた役割を果たし、世間から認められ高い身分に就いて、広く知られるようになること、のようです。 古い時代には、身分の低い人は、いくらがんばっても、高い地位に就くことができませんでしたが、今の時代のように、 能力のある人が、高い地位に就くことができるようになったことを示した言葉のようです。 立身出世は、能力による出世もありますが、コネや世襲による出世もあると思います。

重要語の意味

立身=「りっしん」と読み、人が社会で認められて高い地位に就くこと。自分の立ち位置を確立すること。  出世=「しゅっせ」と読み、(身分の低い人などが)社会的に高い地位に就いて名声をあげること。  立=たつ。くらいにつく。さだまる。  身=み。からだ。みずから。才能。  出=でる。あらわれる。  世=よ。よのなか。社会。  社会=「しゃかい」と読み、@何らかの結びつきによって生活を共にしている人々の集まり。A自立して生活しているところ。世の中。  地位=「ちい」と読み、社会の役割の中での身分。立場。  就く=「つく」と読み、ある位置に身をおく。  名声=「めいせい」と読み、よい評判。世間でのよいうわさ。世間によく知れわたる。  得る=「える」と読み、自分にはないものを自分のものにする。  与える=「あたえる」と読み、あるものを他人にわたしてその人のものにする  役割=「やくわり」と読み、割り当てた役目。  果たす=「はたす」と読み、役割をなしとげる。役割をしっかり終わらせる。  世間=「せけん」と読み、社会。世の中。人々が集まって生活しているところ。  認める=「みとめる」と読み、確かにそうであると判断する。  身分=「みぶん」と読み、その人が関わっている社会における地位。  古い時代=「ふるいじだい」と読み、明治時代以前の封建制が社会秩序の中心であった時代。  能力=「のうりょく」と読み、ものごとを成しとげることのできるちから。  コネ=コネクション。親しいつながり。縁故関係。  世襲=「せしゅう」と読み、その家の地位などを子孫が代々受けつぐこと。  封建制=「ほうけんせい」と読み、日本の武家社会で、君主と家臣との身分関係にもとづいた政治制度。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆   難易度=ふつう

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立身出世