●猿も木から落ちる
読み(ひらがな)さるも きから おちる。 |
意味あることに優れている人でも、その得意とすることで、時には失敗することがある、というたとえ。 |
解説猿は木に登るのが得意ですが、時には、間違って木から落ちることがある、ということから生まれたことわざ。 これと似たものに、「河童の川流れ」、「弘法にも筆の誤り」、 「上手の手から水が漏れる」があります。 自分自身、年上の人、親しい人、年下の人など、自分と、その失敗をした人との関係によって使い分けるのがいいようです。 |
重要語の意味猿=「さる」と読み、木に登ることが多い動物、動物の中でも知能が高い。 木=「き」と読み、植物のひとつで、しっかりとした幹(みき)があり、1メートルから数メートル以上の高さになり花と実をつける。 落ちる=「おちる」と読み、自分の考えとは関係なく重力により上の高いところから下の低いところへ移ること。 得意=「とくい」と読み、他のものより上手にできること。 失敗=「しっぱい」と読み、やってみたが目的の通りにならないこと。上手にできなかったこと。 |
いわれ(歴史)と重要度淮南子(えなんじ)。 説苑(ぜいえん)。 重要度=☆☆☆ |
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