紹介と感想など
音吉は経済のことはあまりよくわかりませんので、この本は少し難しく感じました。
ところで、今から20年程前は、パソコンも高価でインターネットもそれほど普及していませんでした。
インターネットが始まったのはちょうど15年くらい前かと思いますが、当時はまだ電話回線を利用して
ネットワークに接続していましたから転送速度も遅く文字情報が中心で、ほんの一部の人しか
利用していなかったと思います。ところが今では、パソコンも安くなり、ネットワークには
光ファイバが接続され情報量も多く転送速度が速い為、動画や音声のデータも
たくさん使われるようになりました。「フリー」とは、この本のサブタイトルでもある、
「無料からお金を生みだす新戦略」となっています。無料というやり方は、昔からたくさん
あったようで、例えば、無料で見たり聞いたりするテレビやラジオなどがあり、他にもたくさん
あるようですが、これからの時代は、インターネット上に広がるデジタルの無料化という時代が
やってくると著者は主張しているようです。「デジタル化された情報は無料になりたがる」と
いうことらしいです。この本では、無料に関するさまざまなことが、これから先の予測を含め
書かれています。巻末には、無料に関する、ルール、戦術、ビジネスモデルの例がのっています。
[総ページ数=350]
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