紹介と感想など
とても良い本です。何回か読み返したほうがよいかもしれません。
個人のあり方から始まり、家庭の中の問題点や会社や社会での組織における問題点などを改善する方法が書かれていますので、
全ての人にとって、とても有意義な書物であり、誰にでも役に立つものであると思います。
サブタイトルには「成功には原則があった」とあります。自己の成功と、それをベースにして他人とのつながりを
円滑に進めることにより、自分も幸せになり他人も幸せを得るということが書かれていると思います。また、習慣という言葉をアリストテレスは次のように表現しているようです。
「人格は繰り返す行動の総計である」と、日々の生活の中で、3つの習慣づけによって自分自身の性格を変え、それをベースにして、
さらに3つの習慣づけにより、まわりとのつながりを変えてゆくことにより、さらに人格をみがく方法が、かなり具体的に書かれています。
実際に著者が経験した出来事を例に挙げて、その1つ1つを細かく説明していますので、理解がより深まります。
音吉が感じるには、この本の内容は、仏教の考え方につながるものがあるように感じました。それは、心の持ち方を重視したインサイドアウトという考え方と、
この本全体に、にじみ出ている思想のようなものは、仏教の考え方(縁起、唯心、無常、無我、慈悲、如実知見、自利利他)がベースにあるように感じました。
7つの習慣とは、@主体性を発揮する。A目的を持って始める。B重要事項を優先する。CWin−Winを考える。
D理解してから理解される。E相乗効果を発揮する。F刃を研ぐ。です。
[総ページ数=481]
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