●病は気から
読み(ひらがな)やまいは きから。 |
意味ほとんどの病気は、その人の気の持ち方一つで、悪くなったり、良くなったりするということ。 |
解説悩みや心配ごとがあったりすると、気力が落ち込んでしまいますので、病気にも、なりやすいので、 あまり悪いほうに考えないで、明るくとまでは、いかなくても、くよくよしないほうが、 病気になりにくいということのようです。人の体としての肉体と、心としての精神が、 いかに深い関係であるかを、言っている言葉ではないかと思います。 また、気は精神であり心のことでもあると思いますので、ストレスなどにより心が乱れて、 好きなものをたくさん食べたいなどど思うと、毎日の食事の内容が乱れ、しっかり噛まずに食べたり、食べ過ぎたり、 好物による偏食などを起し、結果として、病気になるということも考えられると思います【2014/07/10追記】。 また、この句は、「百病は気から起こる」ともいうようです。 |
重要語の意味病=「やまい」と読み、体のいろいろなところに異常な状態を起こし、 いろいろな苦しみなどを感じさせること。 気=@人の体の中にあり、肉体とは別の生命を成り立たせているもの。精神。 A何かに対する心の持ち方。B宇宙を成り立たせる基本的なもの。 気力=「きりょく」と読み、きのちから。やるき。 ストレス=外の世界から受ける好ましくない思い。欲求を妨げようとする力が加わるため心によくない思いが生ずること。 好物=「こうぶつ」と読み、すきな食べ物。 偏食=「へんしょく」と読み、かたよった食事。ある食べ物だけを食べ続けること。バランスの悪い食べ方。 乱れる=「みだれる」と読み、正しさを失いバランスをくずすこと。 |
いわれ(歴史)と重要度近松門左衛門の浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡(ゆうぎりあわのなると)。 重要度=☆☆☆ |
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