●生兵法は大怪我のもと
読み(ひらがな)なまびょうほうは おおけがの もと。 |
意味練習や経験の少ない武術を、頼りにすると、大きな怪我をすることになる、ということ。 |
解説いいかげんな知識や技術で、物事を起こそうとすると、とんでもない大失敗をしてしまう、という戒めのようです。 十分な経験にもとづく知識や技術でなければ、安心を得られない、ということかと思います。 別の言い方として、「生物識り川へはまる(なまものしりかわへはまる) =少しばかりの知識があると思って、軽い気持ちで物事を行うと失敗してしまうことが多い」。とも言うようです。 |
重要語の意味生兵法=「なまびょうほう」と読み、@未熟な兵法。A十分でない知識や技能。 兵法=「へいほう」と読み、@戦いの方法。A剣術、柔術など。 大怪我=「おおけが」と読み、@大きなきず。A大きな過ち。 もと=@物事の起こり。A原因。 経験=「けいけん」と読み、実際に何かをやったこと。 武術=「ぶじゅつ」と読み、武士の守るべき道の技術。剣道や弓道の技術。 未熟=「みじゅく」と読み、経験や修練が少なく十分に身についていないこと。 生物識り=「なまものしり」と読み、それほどでもないのに得意そうに何でもよく知っているかのような顔をすること。 |
いわれ(歴史)と重要度清水物語。 重要度=☆☆☆ |
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