●下手があるので上手が知れる

読み(ひらがな)

へたがあるので じょうずが しれる。

意味

下手な人がいるので、上手である人が、立派に見えるということ。

解説

上手な人ばかりであれば、どの人が上手で、どの人が下手なのか、比較することができませんので、 上手と下手の違いがわかりませんが、下手な人がいるので、上手な人が立派に見える、ということのようです。 世の中、いろいろな人がいて、下手な人がいないと、上手な人が目立たなくなるので、下手な人の存在も必要であり、 役に立っている、ということのようです。たとえば、色を例にしてみると、いろいろな色があるからこそ、どれが赤で、 どれが白であるかという、違いを比較ができるのと同じことかと思います。

重要語の意味

下手=経験が浅いためか、あることがうまくできない。  上手=あることをするのがすぐれている。立派にできる。  知れる=「しれる」と読み、簡単にわかる。あたりまえのことのようにわかる。  立派=「りっぱ」と読み、技術や能力などがすぐれているようす。  比較=「ひかく」と読み、当事者以外の立場から見て比べること。  違い=「ちがい」と読み、形やようすなどが同じではないこと。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆

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下手
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