●有為転変は世の習い
読み(ひらがな)ういてんぺんは よのならい。 |
意味全ての物事や、出来事は、常に移り変わっていくことが、この世の中の 決まりごとのようなものである、ということ。 |
解説「有為(うい)」という言葉は、仏教では、よく使われる言葉で、 「有為転変(ういてんぺん)」も仏教語のひとつのようです。 よく耳にする、「諸行無常」とほぼ、同じような意味で、 この世の、はかなさを言った言葉のようです。 |
重要語の意味有為=「うい」と読み、仏教的には、いろいろな原因と、まわりの 影響(えいきょう)などが、作り出す、全ての物事をいう。因縁(いんねん)によって生じる物質現象。 転変=「てんぺん」と読み、全てのものが、激しく移り変わること。 世=世の中。たくさんの人が、互いに助け合いながら、形を作っていく社会や、 生活の場。 習い=いつものように、普通に起きる、あたりまえのこと。常。 因縁=「いんねん」と読み、直接原因と、間接原因または条件によって、生じる現象。 仏教の基本的考え方の一つ。 はかなさ=たよりにならなく、長続きもしなく、すぐに消えてしまいそうな、 弱々しいこと。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆☆ |
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