●四角な座敷を丸く掃く

読み(ひらがな)

しかくな ざしきを まるくはく。

意味

手を抜いたり、いいかげんな仕事をすることのたとえ。

解説

四角い座敷を細かい所まで注意しないで、真ん中だけを丸く掃くようなやり方では、4つの隅に、ほこりを 残したままとなり、十分な掃除ができていない、ということから生まれたことわざ。 楽をしようと考え、なまけ心で仕事をしても、いい仕事はできません、という意味が含まれているようです。

重要語の意味

四角=「しかく」と読み、4つの線で囲まれ、4つの角があるかたち。  座敷=「ざしき」と読み、昔からある日本の代表的、部屋の呼び名。畳が複数枚、敷かれた四角な部屋。特に客間。  丸く掃く=丸い形に、ほうきでほこりを取り除く。  手を抜く=「てをぬく」と読み、十分でなく簡単にすませる。  いいかげん=物事がざつなようす。  なまけ心=まじめに努力しようとしない気持ち。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。    重要度=☆☆☆   

スポンサードリンク

座敷
[01]


【本を読もう】
1日1ページをコツコツ読む方法