●内弁慶の外地蔵

読み(ひらがな)

うちべんけいの そとじぞう。

意味

家の中では威張っているけれど、外へ出ると、全く意気地がない人のこと。

解説

家の中にいる時は、弁慶のように威張っているが、家の外へ出ると、誰に対してもよく見られようと お地蔵さんのように、おとなしくしている、と言うことのようです。 弁慶は鎌倉時代の力強く武術に優れた人で、強い者のたとえであり、地蔵は、やさしく にこやかに笑った仏様のことのようです。ただ単に「内弁慶」とも言います。

重要語の意味

内=「うち」と読み、家の中。  弁慶=「べんけい」と読み、鎌倉時代に源義経に従った強く武芸の優れた僧。強い者のたとえ。  外=「そと」と読み、家の外。  地蔵=「じぞう」と読み、ほがらかにやさしい顔をした仏様。地蔵菩薩。  威張る=「いばる」と読み、自分のえらさと強さを見せつけ自分に従うようふるまう人。  意気地=「いくじ」と読み、何でもやってしまうとする強い気力。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。    重要度=☆☆☆   

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内弁慶
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