●思い立ったが吉日
読み(ひらがな)おもいたったが きちじつ。 |
意味心に何かをしようという気持ちが起こったならば、その思った日が最もよい日であり、 すぐにそれを始めるのがよいという教え。 |
解説普通、吉日というと、大安など、暦の上での縁起のよい日とされますが、 このことわざの場合は、そのような暦の上での吉日を選ぶ必要はなく、 何かをやろうと思った日が一番、縁起のよい日である、と言うことのようです。 その思い立ったことが、うまくやれるのかなど、いろいろ思い悩むことなく、 すぐに始めるのが一番よい方法であり、あれこれ先のことを考えたり、 疑ったりすると、チャンスを逃したり失敗したりすることになるという 意味が含まれているのではないかと思います。 |
重要語の意味思い立つ=「おもいたつ」と読み、心の中に何かをしようと思う気持ちが起こること。 吉日=「きちじつ」と読み、物事をするのによい日。縁起のよい日。「きちにち」とも読む。 暦=「こよみ」と読み、1年間の月と日を決めたもので、「先勝、友引、仏滅、大安」などが含まれるもの。 カレンダー。 縁起=「えんぎ」と読み、よいことまたは悪いことが起こりそうなきざし。吉凶を決めるもと。 |
いわれ(歴史)と重要度能の謡曲「唐船(とうせん)」。 重要度=☆☆☆ |
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