●隣の宝を数える

読み(ひらがな)

となりの たからを かぞえる。

意味

自分自身にとって、何の役にも立たないことをする、たとえ。

解説

隣の家の宝を数えてみても、自分の財産が増えるわけではないから、ただ、そのことを知っていても、 何にも役に立たない、ということのようです。また、ただ、あることを知っているだけで、それを実際に行わなければ、 何の効果も出ない、という意味もあるようです。もし、自分の財産を増やしたいなら、財産を増やすために何かをしなければならない、 ということではないかと思います。

重要語の意味

隣=「となり」と読み、すぐ近くに接している家。隣家。  宝=「たから」と読み、お金や財産。  財産=「ざいさん」と読み、個人が持つ土地や家、品物など。  数える=「かぞえる」と読み、どのくらいたくさんあるかを知ること。  役に立つ=「やくにたつ」と読み、使い方がよく、その働きどおりに物事が進むこと。 

いわれ(歴史)と重要度

吾吟我集(ごぎんわがしゅう)。  華厳経・菩薩明難品。    重要度=☆☆☆   

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