●夜声八町
読み(ひらがな)よごえ はっちょう。 |
意味夜の声は、遠くのほうまで、聞こえやすいということ。 |
解説夜は、まわりが静かなので、小さな声で話をしても、遠くまで聞こえてしまう、 ということのようです。単に、声が聞こえやすいたとえとしても使うようです。 また、これに似たことわざに、「ささやき八町(ささやきはっちょう)」というものがあり、 「内緒の話が遠くまで聞こえて、秘密がもれやすい」という意味のようです。 八町が約870メートルですから、何もないような所では、夜中、普通に話をすれば、 870メートル先まで、話し声が届くかもしれません。 |
重要語の意味夜声=「よごえ」と読み、夜の静かな時に話をする声。 八町=「はっちょう」と読み、1町が8つ。約872メートル。 1町=60間(けん)で、約109メートル。 ささやき=ひそひそ話。声をできるだけ小さくして話をすること。 内緒=「ないしょ」と読み、表には出さずに身内だけの秘密のこと。 |
いわれ(歴史)と重要度「ささやき八町」は、毛吹草(けふきぐさ)に載っている。 重要度=☆☆☆ |
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