●鬼も十八、番茶も出花
読み(ひらがな)おにもじゅうはち、ばんちゃもでばな。 |
意味どんな女性でも、年ごろの18才くらいになれば、それなりの魅力が現れてくるというたとえ。 又、どんなものにも、一番いいときがあるというたとえ。 |
解説こわい鬼の娘でも、18才ぐらいの年になれば、それなりの魅力が出て美しくなるということから、 又、値段の安い番茶でも、お湯を入れたばかりの初めのお茶は、香りもよく、おいしいので生まれた句。 短くして、「鬼も十八」とも言うようです。(この句は、他人に対しては用いないようです) |
重要語の意味番茶=緑茶の新しい芽をつみとった後に、さらにつみとった少し質の悪い煎茶(せんちゃ)。 出花=煎茶(せんちゃ)を入れるときに、お湯を注いだ直後の香りのよい状態。 煎茶=つみとって加工した緑茶の葉を、お湯の中に入れて、その成分を出して飲むお茶のこと。 (煎じる=その成分を出す) 十八番=最も得意とすること。おはこ。 |
いわれ(歴史)と重要度京都いろはがるた。 醒睡笑(せいすいしょう)。 重要度=☆☆☆ |
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