●沈香も焚かず屁もひらず
読み(ひらがな)じんこうもたかず へもひらず。 |
意味長所もなく欠点もない、平凡であることのたとえ。 |
解説役に立つことをするわけでもなく、人を困らせるような悪いことをするわけでもない 普通の人間であることのたとえのようです。 もとの意味は、お香のような良い臭いをさせるわけでもなく、おならのような悪い臭いを させるわけでもない、ということのようです。 良いことと悪いことの違いを言葉で説明するのは難しいですが、感覚としての臭いを使って、 このように表現すれば、誰にも分かりやすいと思います。 |
重要語の意味沈香=「じんこう」と読み、お香のひとつ。お香の中でも特に良いかおりがするもの。きゃら。 焚く=「たく」と読み、火をつけてもやす。お香に火をつけてけむりを出す。 屁=「へ」と読み、おなら。しりの穴から出るガス。悪いにおいがする場合がある。 ひる=おならなどを体の外に出す。 長所=「ちょうしょ」と読み、良いところ。役に立つところ。 欠点=「けってん」と読み、悪いところ。他人から非難されるようなところ。 平凡=「へいぼん」と読み、普通の人間であること。特徴のないこと。 困る=「こまる」と読み、自分にとって好ましくないことが起こり、いやな思いをする。 普通=「ふつう」と読み、めずらしくないこと。 お香=「おこう」と読み、火をつけてもやすことによって良いかおりがするもの。香木、線香など。 臭い=「におい」と読み、鼻で感じるもの。かおり。 感覚=「かんかく」と読み、目と耳と鼻と舌と皮膚などが外の変化を感じること。この場合は鼻で臭いを感じること。 誰=「だれ」と読み、任意の人をいう言葉。 違い=「ちがい」と読み、同じでない。 難しい=「むずかしい」と読み、かんたんではない。 |
いわれ(歴史)と重要度放屁論(ほうひろん)。 重要度=☆☆☆ 難易度=ふつう |
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