●馬子にも衣装

読み(ひらがな)

まごにも いしょう。

意味

どんな人間でも、きちんとしたものを、着せてやれば、立派に見えるというたとえ。

解説

馬子とは、昔、道路で、旅人や荷物を馬にのせて、その馬を引っぱって行く、ことを仕事にして いた人で、身なりは、あまりよくなかったようです。そんな人でも、しっかりとした服を着せて、 身なりを整えれば、立派に見えるということのようです。この句は、うしろに、「髪かたち」という 言葉を、続けて言う場合もあるようです。また、この言葉は、他人にはあまり用いず、 親しい間で、冗談半分に言う場合が多いようです。

重要語の意味

馬子=「まご」と読み、昔、街道を、人や荷物を馬にのせて、 その馬を引いていく人。広重の東海道五十三次には、その姿が描かれている。馬方。  衣装=「いしょう」と読み、外見を美しく見せるための服。 着物。上半身と下半身をおおうという意味がある。  身なり=体をおおうために、服をつけた姿。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆   

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衣装
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