●目細あれども口細なし

読み(ひらがな)

めぼそ あれども くちぼそ なし。

意味

見たいという欲望が少ない人はいるけれども、食べたいという欲望の少ない人は、いないということ。

解説

人はだれでも、見るという欲より、食べたいという欲のほうが強い、ということだと思います。 食欲は、だれにもある本能のようなものですが、見たいという欲は、自分の知らないことを 知りたいということだと思いますから、あまり重要なものではないのかもしれません。 また、このことわざは、本物を見抜くちからのある人は少ないけれども、口先が達者な人は、 たくさんいる、ということにも用いられるようです。

重要語の意味

目細=「めぼそ」と読み、目が小さいから転じて、見たいという欲が少ないこと。  あれども=いるけれども。  口細=「くちぼそ」と読み、口が小さいから転じて、飲食の欲が少ないこと。  細=ほそい。ちいさい。わずか。  見る=「みる」と読み、目によって外にあるものなどの形や色を知る。  欲望=「よくぼう」と読み、何かをしたいと願うこと。何かがほしいと思うこと。  少ない=「すくない」と読み、たくさんでない。わずか。  食べる=「たべる」と読み、ものを口に入れてかんで腹(はら)の中に入れる。  欲=「よく」と読み、あるものをほしいと思う心。あることをしたいと思う心。人が必ずもっているもの。  強い=「つよい」と読み、ちからなどがたくさんある。  食欲=「しょくよく」と読み、食べたいという欲望。食べたいと思うこと。  本能=「ほんのう」と読み、生まれた時から持っている性質。人の根にある欲のようなもの。  重要=「じゅうよう」と読み、たいせつなこと。  本物=「ほんもの」と読み、にせものではなく本当のもの。  見抜く=「みぬく」と読み、表にあらわれていない裏(うら)のものまで見きわめる。  口先=「くちさき」と読み、口で言うことば。声に出すことば。  達者=「たっしゃ」と読み、あることが上手になること。 

いわれ(歴史)と重要度

和歌民のかまど。     重要度=☆☆   難易度=ふつう

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