●痛くもない腹を探られる

読み(ひらがな)

いたくもない はらを さぐられる。

意味

自分は何も悪いことをしていないのに、他人から、あれこれと疑いをかけられることのたとえ。

解説

腹が痛くないのに、痛いところはここか、あそこかと腹を手でさわられることから生まれたようです。 悪いことをすると心が痛み苦しくなりますが、心が苦しくもないのに、その心を探られるという意味も あるのではないかと思われます。他人の誤解や邪推から自分が疑われ迷惑を受けた時に使うことが多いようです。

重要語の意味

痛い=「いたい」と読み、体のある所が苦しいと感じる。  腹=「はら」と読み、@人の体の中央あたり。A心、本心。  探る=「さぐる」と読み、目に見えない(心の中の)ようすなどを知ろうとする。  疑い=「うたがい」と読み、他人が悪いことをしているのではないかと思うこと。  誤解=「ごかい」と読み、人や人の行為などを間違って理解すること。思い違い。  邪推=「じゃすい」と読み、他人をひがみ、その言葉を疑い悪いほうに考える。 

いわれ(歴史)と重要度

文選。    重要度=☆☆☆   

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