●地獄耳
読み(ひらがな)じごくみみ。 |
意味一度、聞いたことを絶対に忘れないでいること。また、他人の秘密やうわさ話などを すぐに耳に入れ知ってしまう人のたとえ。 |
解説誰が悪いことをしているのかを決める地獄では、人の悪業をしっかりと見たり聞いたりしているようです。 地獄では、人間の世界のようすをしっかりと見張り、すぐに悪い話を見つけて知ってしまうようで、 その聞いた話を絶対に忘れないというすごい耳があるようです。また、地獄に1度おちたら2度と戻れないという永沈(ようちん)という言葉から、 1度、話が耳に入れば、2度と外に出ないという意味にかけた言葉でもあるようです。 |
重要語の意味地獄=「じごく」と読み、生きている間に悪い事をした人が死んだ後、苦しみを受けるための場所と考えられているもの。 耳=「みみ」と読み、人の話や音などを聞くところ。 耳に入れる=聞いて心の中にとどめる。聞いて何かを知る。 悪業=「あくごう」と読み、悪い行い。 永沈=「ようちん」と読み、浄土双六(じょうどすごろく)という僧侶の遊びで、無間地獄におちること。 無間地獄=「むけんじごく」と読み、阿鼻地獄(あびじごく)の別の言い方。 |
いわれ(歴史)と重要度一休可笑記。 重要度=☆☆☆ |
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