●人は見かけによらぬもの

読み(ひらがな)

ひとは みかけに よらぬもの。

意味

人間の能力や性格は、外から見ただけでは、判断するのは難しい、ということ。

解説

人が長い間積み重ねてきたことによる能力や、長い間の習慣による性格は、外には現れにくいから、 外見だけで簡単に、人を判断してはいけない、ということのようです。 見た感じが気に入らないから悪い人だとか、見た感じがいいから良い人だとか、自分の 先入観だけで、すぐに、他人のことを決めつけるのを、戒める意味があると思います。

重要語の意味

人=「ひと」と読み、人間。  見かけ=「みかけ」と読み、外から見ただけのようす。内面を考えない外面だけの感じ。うわべ。  よらぬもの=よらないということ。(前の文の語)をたよりにして判断できないということ。  能力=「のうりょく」と読み、@何かをすることのできる力。A心の中の働き。  性格=「せいかく」と読み、人間の内面にある感情や好き嫌いがあらわれる心の傾向。  判断=「はんだん」と読み、物事を見て、どうであるかを決めること。  外見=「がいけん」と読み、外から見たようす。  先入観=「せんにゅうかん」と読み、習慣として心の中に染みついたその人独自の見かたや考え方。  すぐに=時間をかけないで直ちに。 

いわれ(歴史)と重要度

河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)の加賀見山再岩藤。  孔子家語。    重要度=☆☆☆   

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見かけ
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