●三十振袖四十島田

読み(ひらがな)

さんじゅうふりそで しじゅうしまだ。

意味

年の多い女性が、年不相応な若づくりをすること。

解説

30才代の女性が振袖を着たり、40才代の女性が島田に髪の毛を結うことを意味し、 あまり若くない女性が、その年齢にふさわしくない派手な振袖を着たり、髪の毛を島田に結うことから 生まれたことわざのようです。振袖は、若い女性が着る袖の長い和服で、島田は、まだ結婚していない 若い女性がする髪形のようです。結婚した女性は、丸まげという髪型にするようです。年の多い女性の若づくりを からかって言う言葉のようです。

重要語の意味

三十=「さんじゅう」と読み、30才。  振袖=「ふりそで」と読み、未婚の女性が着る袖の長い和服。色鮮やかで派手なものが多い。  四十=「しじゅう」と読み、40才。  島田=「しまだ」と読み、島田まげの略称。未婚の女性や結婚式などに結う髪の形。  年不相応=「としふそうおう」と読み、年齢にふわしくないこと。年齢に合わないこと。  若づくり=実際の年齢よりも若く見えるように化粧したり服装を変えてみたりすること。  派手=「はで」と読み、色や形などが目立っていて人目をひくこと。  結う=「ゆう」と読み、髪の毛をひもで結んだりして整えること。 

いわれ(歴史)と重要度

松の落葉。    重要度=☆☆   超古風

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振袖
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