●足寒ければ心を傷む
読み(ひらがな)あしさむければ こころをいたむ。 |
意味国の中の多くの人々が、不満を持つようになると、その国家が危なくなる、ということのたとえ。 |
解説このことわざのもとの意味は、足が冷えると、体の大切な部分である、心臓を悪くするということのようです。 (足のたとえとしての)国をささえている多くの人々が、(寒くなるたとえとしての)まずしさなどから生活が思うようにならないため、 国家や他人に怨みを持つようになるので国の中が乱れ、(心臓のたとえとしての)国家が、 (傷むのたとえとしての)危なくなる、ということを示したことわざではないかと思います。 |
重要語の意味足=「あし」と読み、@体をささえ歩く時に必要となるもの。Aあるものを下のほうでささえるもの。 寒い=「さむい」と読み、@気温が下がりつめたくなること。A貧しくて心細くなること。こわくなること。 心=「こころ」と読み、@心臓。Aあるものの中心。 傷む=「いたむ」と読み、こわれる。きずつく。 不満=「ふまん」と読み、まずしさなどから心がみたされなくなること。 国家=「こっか」と読み、定まった地域とそこに住む人々から成り、あるきまりによって治まっている組織集団。 冷える=「ひえる」と読み、温度が下がりつめたくなること。 怨み=「うらみ」と読み、思うようにならない為くやしいと思うこと。 危ない=「あぶない」と読み、滅びてなくなってしまいそうな状態。 心臓=「しんぞう」と読み、@体の中に血液を回す為に必要なもの。A物事のとても大切なところ。 |
いわれ(歴史)と重要度古詩源(こしげん)。 重要度=☆ |
スポンサードリンク