●金に糸目を付けぬ
読み(ひらがな)かねに いとめを つけぬ。 |
意味ある事をするのに、惜しげもなく金を使うことのたとえ。 |
解説たとえば、何かものを買う場合に、そのもののために、ためらうこともなく、お金を出すことのようです。 空を飛ばす凧に糸目をつけないと、凧が風にまかせて、どんどん空に飛んでいってしまいます。 そのようすにたとえて、お金が、どんどん出ていくということのようです。 いいものを作りたかったり、いいものを買いたかったりする時に、使うことわざではないかと思います。 |
重要語の意味金=「かね」と読み、おかね。金銭。ものを買ったりするのに必要なもの。 糸目=「いとめ」と読み、凧の釣り合いを取るために付ける数本の糸。凧の表面に付ける糸。 付けぬ=「つけぬ」と読み、つけない。 付ける=「つける」と読み、主となるものにそえる。 惜しげもなく=「おしげもなく」と読み、おしがるようすもなく。きまえよく。ためらうこともなく。 飛ばす=「とばす」と読み、空にうかべて動いていくようにする。 凧=「たこ」と読み、竹の骨組みに紙をはりつけ数本の糸をつけ束ね1本にして空にまい上げるもの。 どんどん=切れ目がなく次々に動くようす。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆☆ 難易度=やさしい |
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