●損して得取れ

読み(ひらがな)

そんして とくとれ。

意味

一時的には損をしても、後で大きな利益につながると思って、損することを嫌がらないようにしなさい、ということ。

解説

ある短い時期だけ、お金を使っても、その使ったお金が、次の儲けにつながると思って、 損をすることから逃げてしまっては、だめですよ、という教えのようです。つまり、 損をしない人には、儲けも生まれてこない、ということで、商売のコツを言ったことわざのようです。 また、ただ利益だけを求めて、損をすることから逃げてしまうような仕事をするな、という意味もあるようです。

重要語の意味

損=「そん」と読み、お金の面で利益を失うこと。お金を使うこと。  得=「とく」と読み、りえき。儲け。お金を得ること。  取れ=「とれ」と読み、とりなさい。  一時的=「いちじてき」と読み、その時だけのみじかい間。  後=「あと」と読み、今よりあと。この時よりうしろ。将来。  利益=「りえき」と読み、お金をもうけること。  嫌がる=「いやがる」と読み、いやだとおもう。きらう。逃げる。  儲け=「もうけ」と読み、何かをもらい受けたり、利益を得ること。  商売=「しょうばい」と読み、あきない。品物を準備して売ること。つとめ。  コツ=ものごとをうまく進めるための重要なところ。  逃げる=「にげる」と読み、いやなことなどに近づかない。さける。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆   難易度=ふつう

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