●乳母日傘
読み(ひらがな)おんば ひがさ |
意味幼い子を、必要以上に、大切に育てること。 |
解説昔、江戸時代の初めごろ、お金が有りぜいたくな生活のできる家の子が生まれると、乳母(うば)という女性を使って、 子供を育てたり、また、外に出る時には、強い日射しを避(さ)けるため、日傘をさしかけて大事に育てられたようすを言った言葉のようです。 日傘は、鮮やかな色で、さまざまな絵が描かれていたようです。この四字熟語は、骨董集という随筆に載っている言葉のようです。 |
重要語の意味乳母=「おんば」と読み、御乳母(おうば)の発音が変化したもの。うば。 乳母=「うば」と読み、母親に代わって幼い子に乳を飲ませ世話をし育てる女性。めのと。 日傘=「ひがさ」と読み、夏など強い日ざしをさけるためのかさ。「ひからかさ」とも言う。 ぜいたく=必要以上にお金をかけること。 骨董集=「こっとうしゅう」と読み、江戸時代後期の随筆。江戸の初め頃からの風俗などを書き表した書。 |
いわれ(歴史)と重要度骨董集。 重要度=☆☆☆ |
スポンサードリンク