●臥薪嘗胆
読み(ひらがな)がしん しょうたん |
意味目的を成功させるために、自ら試練を与え、長い間苦労に耐えること。 |
解説最初に持った目的の気持ちを忘れないように、その目的実現のため、自分の身の上に、つらいことを与え、じっと我慢し続けることのようです。 この四字熟語は、中国の古い言い伝え(故事)に由来するもので、戦いに負けた時の気持ちを忘れないように、長い間、ごつごつとした痛いまきの上に寝たり、 また、苦いきもをなめ続け、戦いの復讐を成功させたことから生まれた言葉のようです。 |
重要語の意味臥薪=「がしん」と読み、ごつごつしたまきの上で寝ること。 嘗胆=「しょうたん」と読み、苦いきもをなめること。 臥=「が」と読み、ふせること。寝ること。体を横にすること。 薪=「しん」と読み、まき。たきぎ。 嘗=「しょう」と読み、なめること。舌を使って味を感じること。 胆=「たん」と読み、きも。肝臓または胆のう。 自ら=「みずから」と読み、自分の身の上。 試練=「しれん」と読み、決心の強さを試すために与える苦難。 苦労=「くろう」と読み、精神的肉体的に苦しむこと。 耐える=「たえる」と読み、我慢する。 苦い=「にがい」と読み、味がよくないこと。 復讐=「ふくしゅう」と読み、かたきうち。しかえし。 |
いわれ(歴史)と重要度十八史略(じゅうはっしりゃく)。 史記。 重要度=☆☆☆ |
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