●一視同仁
読み(ひらがな)いっし どうじん |
意味親しい人でも、あまりつきあいのない人であっても、すべての人に、同じように慈しみ大切に接すること。 |
解説相手の身分や立場などの違いによって分けるのではなく、すべての人に思いやりを持ち、大切にすることのようです。 自分の好きな人だけを大切にするのではなく、年の若い人であっても、自分より立場の低い人であっても、 あまりよく知らない人に対しても、同じように思いやりの心を持って、つきあうことが大切である、ということと思います。 儒教の仁の心を説いた言葉のようです。 |
重要語の意味一視=「いっし」と読み、ひとつに見る。同じように見る。 視=見る。待遇する。いたわる。 同仁=「どうじん」と読み、わけへだてることなく全ての人を思いやり慈しむこと。 仁=@相手を思いやり慈しみの心を持つこと。A儒教で相手を思いやり大切にする心。 親しい=「したしい」と読み、@心にさまたげるものがなく仲がよい。Aいつも会う機会がありつきあいがある。 つきあう=他人と会ったり話をしたりすること。人とまじわる。 接する=「せっする」と読み、つきあう。相手になって話などをすること。 身分=「みぶん」と読み、社会的にみたある人の地位。 立場=「たちば」と読み、ある人がある環境に置かれている状態。 慈しむ=「いつくしむ」と読み、かわいがって大切にする。 大切=「たいせつ」と読み、なくなってはいけないと思うこと。重要なようす。 儒教=「じゅきょう」と読み、孔子によって始められた教えで、仁の徳を基本とした教え。 |
いわれ(歴史)と重要度韓愈(かんゆ)・原人(げんじん)。 重要度=☆☆☆ |
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