重要語の意味
一字=「いちじ」と読み、ひとつの文字。
不説=「ふせつ」と読み、説いていないこと。説にあらず。
字=もじ。じ。
不=打消しの助字。にあらず。
説=とく。のべる。おしえる。
釈尊=「しゃくそん」と読み、お釈迦さん。ブッダ。如来。仏教を初めて広めた人。
真如=「しんにょ」と読み、言葉では言い現わせないもの。釈尊が悟った何か。真理。法。縁起。如如。
論理=「ろんり」と読み、事実としての法則的構造。客観的に認識できる法則。
方法=「ほうほう」と読み、やりかた。目的に至るためのやりかた。
四諦=「したい」と読み、方便としての四つの真理。@苦しみ。A苦しみの原因。B苦しみを滅すること。C八正道。
八正道=「はっしょうどう」と読み、苦しみを乗り越えるための八つの方法。正見、正志。正語。正業。正命。正勤。正念。正定。
方便=「ほうべん」と読み、真如に導くための方法。
悟る=「さとる」と読み、八正道を成就すること。
真理=「しんり」と読み、正しい道理。
蘊処界=「うんじょかい」と読み、五蘊と十二処と十八界。陰入界とも言う。
響き=「ひびき」と読み、音として回りに伝わること。
断定=「だんてい」と読み、定められた判断。
経典=「きょうてん」と読み、楞伽経、雑阿含経。
常住=「じょうじゅう」と読み、如来が世に生まれようが生まれまいがこの世に存在していること。永遠に存在すること。
時にかかわらず来たり見よというべきもの。
自ら=「みずから」と読み、おのずから。自分から。
覚る=「さとる」と読み、真理を体得する。実際に経験として真理を知る。
限界=「げんかい」と読み、それ以上になると役に立たなくなる境目。かぎり。
離れる=「はなれる」と読み、遠く隔たっている。
禅宗=「ぜんしゅう」と読み、坐禅を主たる教えとして広まった仏教の一派。
言葉=「ことば」と読み、声や文字にあらわして情報などをやり取りするもの。
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