●酸性食品

読み(ひらがな)

さんせい しょくひん

意味

食品を燃やした後に残る灰分を水に溶かした液が、酸性を示す食品。

解説

食品に含まれるミネラル成分の性質の強さを酸性、アルカリ性、中性の3つに分類した場合、 酸性を示すものを酸性食品と言います。 酸性食品は、誰でも好んで食べるおいしいものが多く、たとえば、 卵黄、肉、魚、白米や白パン、白砂糖などがあります。 酸性食品ばかりを食べていると、体が酸性になり病気になりやすいので、 アルカリ性食品も取り、バランスのよい食事が求められます。 アルカリ性食品としては、野菜やくだもの、海藻類などがあります。

重要語の意味

酸性=「さんせい」と読み、酸の性質を示すこと。ペーハー値が7より小さいもの。  食品=「しょくひん」と読み、食べるための品物。  酸=酸性の液体。す。  性=うまれつき。たち。  食=たべもの。食事をする。  品=しなもの。多くのもの。  燃やす=「もやす」と読み、燃えるようにする。焼けて炎が出るようにする。  灰分=「かいぶん」と読み、栄養学でいう食品の中に含まれるミネラル。  溶かす=「とかす」と読み、固まっているものに水を加えて液状にする。  液=「えき」と読み、流れ動く物質。  ミネラル=人体の組成を元素として見た時のミクロ栄養素。無機質。主なものに カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素などがある。  アルカリ性=ペーハー値が7より大きいもの。  中性=「ちゅうせい」と読み、ペーハー値が7のもの。  分類=「ぶんるい」と読み、食品を同じ性質に分けること。  卵黄=「らんおう」と読み、にわとりのたまごの黄身。  肉=「にく」と読み、鶏肉、豚肉、牛肉など。  魚=「さかな」と読み、マグロ、カツオ、サーモンなど。  白米=「はくまい」と読み、玄米の表皮をけずった白い米。  白パン=「しろぱん」と読み、小麦のふすまを取り除いた白い粉で作ったパン。  酸性食品=「さんせいしょくひん」と読み、含有ミネラルとしてイオウ、リン、塩素などを多く含む食品。  アルカリ性食品=「あるかりせいしょくひん」と読み、含有ミネラルとしてナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどを 多く含む食品。卵白、ワインも該当。  中性食品=「ちゅうせいしょくひん」と読み、みそ、しょうゆ、牛乳、豆腐など。  野菜=「やさい」と読み、食用にする地面で育つ植物。  海藻=「かいそう」と読み、海の中で育つ葉を持った植物。わかめ、こんぶなど。  ペーハー=水素イオン指数。 

いわれ(歴史)と重要度

食生活が人生を変える(東城百合子)。   重要度=☆☆       難易度=むずかしい。   熟語分類=栄養。

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酸性食品


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