●学者貧乏

読み(ひらがな)

がくしゃ びんぼう

意味

学者は、自分の得意とする理論はよく知っているが、金もうけがへたで実生活は貧しい人が多い、ということ。

解説

学問を仕事としている人は、自分の考えた理論には詳しいため立派に見えるけれど、ものを売るということを 目的としないため、実際の生活が苦しい人が多いということのようです。学問のことばかりに時間を使って、 金もうけをしようとする時間が少ないため貧乏になってしまうのだと思います。また、学者は、物事を理詰めで 考えるため、人とのやり取りや話などが硬くなり、金もうけがへたなのかもしれません。 この言葉は、四字熟語の辞典にはのっていませんが、ことわざの辞典にはのっていました。

重要語の意味

学者=「がくしゃ」と読み、仕事として学問をする人。  学=まなぶ。まねる。知らないことを習う。  貧乏=「びんぼう」と読み、お金が少ないため生活が苦しいこと。  貧=まずしい。財産が少ない。少ない。  乏=とぼしい。たりない。まずしい。  理論=「りろん」と読み、独自の考え方によってまとめられたもの。  金もうけ=「かねもうけ」と読み、物を売ったりしてお金を得ること。  実生活=「じっせいかつ」と読み、じっさいの日常の生活。  貧しい=「まずしい」と読み、毎日のくらしに必要なものがたりない。お金が少ししかない。  学問=「がくもん」と読み、@わからないことを明らかにしようとすること。A知識や理論によってまとめられた研究などの総称。  詳しい=「くわしい」と読み、あることをよく知っている。  立派=「りっぱ」と読み、他よりすぐれていること。  理詰め=「りづめ」と読み、どんな場合でも理屈をとおすこと。  硬い=「かたい」と読み、やわらかくないようす。  四字熟語=「よじじゅくご」と読み、4つの漢字からできていることばで、さまざまな意味を含ませて簡潔に表現したものが多い。  辞典=「じてん」と読み、いろいろなことばなどを集めて、その意味などを説明した本。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆   超古風。

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学者貧乏


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