●起死回生
読み(ひらがな)きし かいせい |
意味絶望的な状態を抜け出して、一気によい方向になること。 |
解説あることが、こわれそうになり、もうこのままだめになってしまうのではないかという状態を通りこして、 いっぺんに望みのあるよい方向へ変わることのようです。もとの意味は、死にかかっていた人を、奇跡的に 生き返らせることで、体の悪い状態から、予想もつかなかったよい方向へ変わることのようです。 このことわざは、自分からよくなる場合と、他人がよくする場合の2つの意味が含まれているのではないかと思います。 |
重要語の意味起死=「きし」と読み、死にかかった人を生き返らせること。 回生=「かいせい」と読み、死にそうな人が生き返ること。 起=おきあがる。はじまる。 回=かえる。もどる。 絶望=「ぜつぼう」と読み、のぞみがまったくなくなること。 状態=「じょうたい」と読み、ある時におけるもののようす。 抜ける=「ぬける」と読み、はなれて出る。とおりこす。 一気に=「いっき」と読み、いっぺんに。 望み=「のぞみ」と読み、そうありたいと思うこころ。 方向=「ほうこう」と読み、あるようすに向かっていくこと。 奇跡=「きせき」と読み、ふつうの考えでは思いもつかない不思議なこと。 生き返る=「いきかえる」と読み、息がなくなり死んだと思った人が再び息をすること。 予想=「よそう」と読み、次に何が起こるかを思いうかべること。 |
いわれ(歴史)と重要度太平広記。 重要度=☆☆☆ |
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