●渾然一体

読み(ひらがな)

こんぜん いったい

意味

いくつかの異なるものが溶け合って、ひとつになり区別のつかないようす。

解説

形のちがうものや、色のちがうものが、お互いに邪魔をすることなく、 ひとつに調和して自然に見えるようすをあらわしていると思います。 「渾」は、異なっているものが、混じり合ってひとつにまとまるという 意味があり、「混」とも書きます。 「渾然」は、主観的観念によるところが大きいと思いますので、 人によっては、溶け合っているように感じられない場合も あるかもしれません。

重要語の意味

渾然=「こんぜん」と読み、異なるものが溶け合って区別がつかないようす。  一体=「いったい」と読み、2つ以上のものが、ひとつになったもの。ひとつにまとまっているもの。  渾=まじる。ひとまとめにする。にごる。  然=しかり。そのとおり。  体=ありさま。かたち。  異なる=「ことなる」と読み、別のものである。ちがう。  溶け合う=「とけあう」と読み、ものが水のようにまざりあう。  区別=「くべつ」と読み、性質や種類などがちがうこと。  形=「かたち」と読み、見た時の感じかた。四角、三角、丸などの見えかた。  色=「いろ」と読み、見た時の感じかた。赤や青、黄色などの見えかた。  互い=「たがい」と読み、関係するもののひとつひとつ。  邪魔=「じゃま」と読み、他のものに対して、さわりをおこすこと。  調和=「ちょうわ」と読み、2つ以上のものが互いに対立することなくまとまっていること。  自然=「しぜん」と読み、存在していることがあたりまえのように感じられるようす。  混じる=「まじる」と読み、あるものの中に他のものがはいりこむ。  主観的=「しゅかんてき」と読み、自分だけが感じるようす。自分だけのかたよった感じ方。  観念=「かんねん」と読み、心の中に浮かんでくるもの。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆       難易度=ふつう

スポンサードリンク

渾然一体


.