●基礎代謝
読み(ひらがな)きそ たいしゃ |
意味身体が安静な状態の時に使われる、最小のエネルギー代謝量。 |
解説人間が生きていくのに必要となる最小となるエネルギー量で、熱として換算される大きさのことです。 体格、年齢、性別などによって異なります。体格は主に筋肉量のことです。 年齢が若い程、基礎代謝は高く、年齢とともにどんどん下がっていきます。たとえば、基礎代謝基準値 を見ると、男性の場合、1才の時が「61」、10才の時が「37.4」、30才の時が「22.3」 となり、50才を過ぎると「21.5」まで下がってしまいます。若いころは、基礎代謝が高いようで、 男女とも、15〜17才のころが最もエネルギーの代謝量が高い時期となるようです。 年を取ると筋肉の量もへってしまうので基礎代謝を保つために体を動かす時間を持ったほうがいいと思いました。 また、1日に必要となるエネルギー量は、1日の基礎代謝に身体活動強度をかけた値となります。 身体活動強度は、座っている時間が長い人ほど「低い」ことになります。食べ過ぎるとエネルギーの取りすぎになり、 肥満の原因になります。 |
重要語の意味基礎=「きそ」と読み、基本となるもの。 代謝=「たいしゃ」と読み、食べ物をとってエネルギーにかえること。 基=もと。よりどころ。 礎=いしずえ。どだい。 代=かわる。 謝=さる。 身体=「しんたい」と読み、人間のからだ。 安静=「あんせい」と読み、体を動かさないで静かにしている時。 状態=「じょうたい」と読み、人のありさま。ようす。 エネルギー=細胞を動かすちから。熱の量としてあらわされるもの。 代謝量=「たいしゃりょう」と読み、食べ物をとってエネルギーにかえた時の大きさ。カロリーであらわされる。 換算=「かんざん」と読み、ある大きさを別の単位であらわすこと。「かんさん」とも読む。 体格=「たいかく」と読み、からだつき。身長と体重。特に筋肉のつきかた。筋肉量は基礎代謝に影響する。 年齢=「ねんれい」と読み、生まれてからの年月。とし。 性別=「せいべつ」と読み、男と女の区別。 筋肉=「きんにく」と読み、人間の体を動かすための器官。 基礎代謝基準値=「きそたいしゃきじゅんち」と読み、体重1キログラムあたりの1日の基礎代謝量。カロリーであらわされる。 身体活動強度=「しんたいかつどうきょうど」と読み、1日の生活の活動のようすを3〜4段階で分けたもの。低い、普通、高い。 高い=激しいトレーニングや重いものを持つ仕事など。 肥満=「ひまん」と読み、ふとること。筋肉が少なく体脂肪が多い状態。 |
いわれ(歴史)と重要度参考書:栄養の基本がわかる図解事典。 重要度=☆ 難易度=むずかしい。 熟語分類=栄養 |
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