●揣摩臆測

読み(ひらがな)

しま おくそく

意味

あることや他人の心の中を、自分勝手に推し測ること。当て推量。

解説

外からの確かな情報もないのに、ただ、自分の経験をもとにして、他人の心の中などを、 多分こうであろうと決めてしまうことを言うようです。「揣摩」も「臆測」もほとんど同じような意味があり、 2つ重ねることによって物事を勝手に推し測ることを強める意味があるようです。私たちの日常生活では、 自分の経験や記憶をもとにして、他人のことを勝手に決めつけてしまう場合が、多くあるように思います。

重要語の意味

揣摩=「しま」と読み、あることや人の心の中などをいろいろと推し測ること。「すいま」とも読む。  臆測=「おくそく」と読み、物事の進みぐあいや人の気持ちなどをいい加減に推し測ること。  揣=はかる。かんがえる。さぐる。  摩=する。こする。みがく。繰り返しする。  臆=おしはかる。気おくれする。「憶」とも書く。  測=はかる。推量する。  自分勝手=「じぶんかって」と読み、自分のよいように決めつけて何かをすること。  推し測る=「おしはかる」と読み、あることをもとにして他のことを考えおよそのことを決める。  当て推量=「あてずいりょう」と読み、確かな根拠がないのに自分の考えだけで推し測ること。  確か=「たしか」と読み、まちがいのないこと。事実と同じこと。  情報=「じょうほう」と読み、物事の内容や事情などを他人が知るようにすること。  経験=「けいけん」と読み、体を動かしたりしたとき五感によって心の中に残ること。  五感=「ごかん」と読み、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触る、の5つの感覚。  多分=「たぶん」と読み、おそらく。  記憶=「きおく」と読み、むかし経験したことを心の中において忘れないこと。 

いわれ(歴史)と重要度

戦国策。   重要度=☆☆☆

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揣摩臆測

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