重要語の意味
上求=「じょうぐ」と読み、上に向かって求めること。
菩提=「ぼだい」と読み、仏の悟りの智慧。
悟り=「さとり」と読み、仏の到達した心がどのようなものかを体感すること。非常に多くの段階があると考えられる。
仏教語=「ぶっきょうご」と読み、仏教のことば。
菩薩=「ぼさつ」と読み、仏道を修習し悟りを求める人。
下化衆生=「げけしゅじょう」と読み、衆生を教化し衆生とともに歩むこと。
摩訶止観=「まかしかん」と読み、天台大師ちぎが止観について述べた内容を弟子が書き残した資料。
一向=「いっこう」と読み、ひたすら。
専ら=「もっぱら」と読み、ただ。
上求下化=「じょうぐげけ」と読み、上求菩提と下化衆生。
発菩提心=「ほつぼだいしん」と読み、仏の悟りを求める心を起こすこと。菩提心を起こすこと。
四諦=「したい」と読み、仏教の四つの真理。@苦=苦しみ。A集=苦の原因。B滅=苦を滅すること。C道=八正道。
四弘誓願=「しぐせいがん」と読み、菩薩が願うべき四つの誓い。
華厳経=「けごんきょう」と読み、小さな経を集めたもの。十地品、入法界品などがある。
賢首菩薩品=「げんじゅぼさつほん」と読み、華厳経にある章の名前。
戒=「かい」と読み、仏教で守らなければならいこと。不淫。不盗。不殺。不妄語などがある。
具足=「ぐそく」と読み、常に身につけていること。
八正道=「はっしょうどう」と読み、苦しみを滅するための八つの方法。正見、正志、正語、正業、正命、正勤、正念、正定。
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