重要語の意味
生=起こる。生じる。
住=とどまる。すむ。
異=同じでない。変化する。ことなる。
滅=きえる。なくなる。
有為法=「ういほう」と読み、縁起によって生滅する現象を示した真理。
縁起=「えんぎ」と読み、ブッダが悟った真理。因と縁。
特徴=「とくちょう」と読み、他と比べて特に目立っているところ。
四相=「しそう」と読み、四つの特徴。生住異滅。四つの相。
現象=「げんしょう」と読み、現実に今、この世界で起きていて感覚として知ることのできること。
因と縁=「いんとえん」と読み、すべての現象は原因があって、それらの原因がお互いに関係しながら存在しているということ。
状態=「じょうたい」と読み、変化している現象の、その時々で現れているようす。
倶舎論=「くしゃろん」と読み、仏教の基本的な理論を示した書物。五世紀ごろのもの。
経典=「きょうてん」と読み、仏教の基本的なことが書かれた書物。
五蘊=「ごうん」と読み、外界を認識したり考えをする時に変化している五つの要素。色受想行識。
六識=「ろくしき」と読み、目で見たもの耳で聞いたもの舌で味わったものなどを認識すること。眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識。
分別根本品=「ふんべつこんぽんぼん」と読み、有為法の根本にある六根などを論じた章。
心不相応行法=「しんふそうおうぎょうほう」と読み、これらの法は心とも相応せず、色等の性にもあらずして、
行蘊の所摂である。得、非得、同分、無想、二定など。
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