●張三李四

読み(ひらがな)

ちょうさん りし

意味

ありふれた平凡な人のたとえ。

解説

どこにでも居るような、特にすぐれたところもない普通の人を意味している四字熟語のようです。 中国では、「張(ちょう)」と、「李(り)」のみょうじは、ごく一般的で、どこにでもある名前のようです。 その張家の三男と、李家の四男を示したことばのようです。また、昔の日本で言うところの、 学問を受けていないけれど、善良な庶民である「くまこうはちこう」を意味しているようです。

重要語の意味

張=「ちょう」と読み、中国で多い姓のひとつ。張家。  三=三男。  三男=「さんなん」と読み、3番目に生まれた男。  李=「り」と読み、中国で多い姓のひとつ。李家。  四=四男。  四男=「よんなん」と読み、4番目に生まれた男。  ありふれた=どこにでもある。  平凡=「へいぼん」と読み、特に優れたところがなく普通なこと。  姓=「せい」と読み、家のなまえ。みょうじ。  善良=「ぜんりょう」と読み、まじめですなおなこと。  庶民=「しょみん」と読み、一般の普通の人々。  くまこうはちこう=落語などに出てくる庶民の名前。くまさん、はっつぁん。 (昔の庶民は姓がなかったのでこのように呼んだのだろう)。 

いわれ(歴史)と重要度

景徳伝灯録(けいとくでんとうろく)。   重要度=☆☆☆

スポンサードリンク

張三李四


.