●道聴塗説
読み(ひらがな)どうちょう とせつ |
意味いい加減な、受け売りのうわさ話。 |
解説他人から聞いた話を、自分がよく知っている話であるかのように、無責任に話すことのようです。 道の途中で、聞きかじった話を、同じその道で、聞いたことをそのまま別の人に話すことから生まれた四字熟語のようです。 ただ一度だけ聞いて、自分でよく考えもせず、全部を理解したかのように思ってしまうことを注意している言葉ではないかと思います。 |
重要語の意味道=「どう」と読み、みち。人が歩いて移動するための所。 聴=「ちょう」と読み、きく。話などを受けて理解すること。 塗=「と」と読み、みち。 説=「せつ」と読み、@言う。のべる。口で言葉をしゃべること。A話。 いい加減=「いいかげん」と読み、しっかりとしていないようす。無責任なようす。 受け売り=「うけうり」と読み、他人から聞いた話などを自分がよく知っている話であるかのように言うこと。 うわさ話=根拠も無しに軽い気持ちで話すこと。 聞きかじる=他人から聞いてそのことのほんの一部だけを知ること。 無責任=「むせきにん」と読み、責任がないこと。間違っていても責められないこと。 |
いわれ(歴史)と重要度論語・陽貨14。 重要度=☆☆☆ |
スポンサードリンク