●同床異夢

読み(ひらがな)

どうしょう いむ

意味

同じ仕事や、同じ立場にあっても、人はそれぞれ考え方が違う、ということのたとえ。

解説

同じ寝床にいっしょに寝ていても、見る夢が違う、ということから生まれた四字熟語のようです。 同じ寝床に寝ても、同じ夢を見るということは、ほとんどありえないと思うので、あたりまえのことを 例に出して、説明しようとした言葉ではないかと思います。同じ仕事をしていて、その目的を明らかに する場合など、考え方が違うため、なかなか目ざすものが決まらないということは、よくあると思います。

重要語の意味

同床=「どうしょう」と読み、同じ寝床に寝ること。  同=おなじ。ちがわない。  異夢=「いむ」と読み、違う夢を見ること。  異=ちがう。ことなる。  寝床=「ねどこ」と読み、寝るためのふとんなど。寝る場所。  夢=「ゆめ」と読み、ねむっている時、何かを体験したかのようなことが起こること。  仕事=「しごと」と読み、何かの利益を得るためにその役目をすること。  立場=「たちば」と読み、その人が置かれている社会的な環境。  考え方=「かんがえかた」と読み、考える方法。ある問題を解決する時の心の傾向。  違う=「ちがう」と読み、なじでない。あわない。  目的=「もくてき」と読み、ある成果を出す為に目ざすもの。  寝る=「ねる」と読み、夜、体を横にして休めるため目を閉じ眠ること。 

いわれ(歴史)と重要度

陳亮(ちんりょう)・朱元晦(しゅげんかい)に与うるの書。   重要度=☆☆☆

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同床異夢


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