●法界悋気
読み(ひらがな)ほうかい りんき |
意味自分とは関係のないことに嫉妬(しっと)すること。また、他人の恋を妬(ねた)むこと。 |
解説自分とは関係のないことなのに、なぜか、他人の良いところや幸せそうな姿を見て、うらやましく思い 心を悩ますことのようです。また、自分とは関係のない男女が、親しくしているのを、よく思わないことでもあるようです。 自分のことは、あまり考えないで、他人の事ばかり気になって、心を悩ますことではないかと思います。 |
重要語の意味法界=「ほうかい」と読み、@縁のない他人。自分とは関係のないこと。A意識の対象となる全てのもの。「ほっかい」とも読む。 悋気=「りんき」と読み、恋愛などのことで相手をねたむこと。やきもち。しっと。 法=@のり。おきて。A仏の教え。 界=さかい。はて。へだてる。 悋=ねたむ。やぶさか。おしむ。 気=心もち。心のはたらき。 関係=「かんけい」と読み、他人などと何かのかかわり合いがあること。 嫉妬=「しっと」と読み、@自分の好きな人が他の人と仲よくするのをうらんだりすること。やきもち。 A自分よりすぐれた人をうらやむこと。妬み。 恋=「こい」と読み、男女の間で相手の異性といっしょにいたいと思う気持ち。 妬む=「ねたむ」と読み、他人の長所や幸せなことをうらやましく思ったり憎んだりする。 姿=「すがた」と読み、身なりやたいど。外から見えること。 うらやむ=他人の良いところを見て自分もそのようになりたいと思う。「心病む」と書く。 悩む=「なやむ」と読み、いろいろと思いをめぐらして苦しむ。 |
いわれ(歴史)と重要度古今夷曲集。 二葉亭四迷の「浮雲」。 江戸時代の浄瑠璃など。 重要度=☆☆☆ 難易度=やさしい |
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