●薄志弱行

読み(ひらがな)

はくし じゃっこう

意味

意志が弱いため気力が少なく、決断して行動に移す力に欠けていること。

解説

ものごとをやろうとする心のちからが弱いため、考えをしっかりと決めることができないで、 何かをしようとする気持ちが、なかなか持てないことのようです。つまり、自分の望む心が小さいため、 なかなか行動にならない、ということと思います。

重要語の意味

薄志=「いし」と読み、意志が薄弱であること。意志が弱いこと。  弱行=「じゃっこう」と読み、決断して行動に移す力が欠けていること。  薄=うすい。すくない。かるい。  志=のぞみ。目的。こころざし。  弱=よわい。ちからがない。おとっている。  行=おこなう。実行する。  意志=「いし」と読み、ものごとをしようとする心の働き。  気力=「きりょく」と読み、ものごとをなしとげようとする心のちから。  決断=「けつだん」と読み、迷うことなく考えをしっかりと決めること。  薄弱=「はくじゃく」と読み、@しっかりとしていないこと。A意志が弱いこと。  欠ける=「かける」と読み、不足する。たりない。  行動=「こうどう」と読み、あることを行うこと。  望む=「のぞむ」と読み、ねがう。こうありたいと思う。 

いわれ(歴史)と重要度

夏目漱石の「こころ」。     重要度=☆☆     難易度=やさしい

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薄志弱行