●国学の本
国学に関しては、あまりことわざが含まれていないようです。国学とは、 日本の古来より伝わる、天皇を中心とする、神話や、伝説をもとにした学問です。 この考え方は、幕末から明治初期に、尊皇攘夷の考え方として、王政復古の原動力となりました。 概要には本の簡単な解説が、例句には、その本に該当することわざを載せています。
古事記 | |
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概要 | 日本最古の書物であり、歴史書でもある。昔から口伝えに伝わった神話などや、 代々の天皇の歴史などを書物にしたもの。 |
例句 | 該当なし。 |
日本書紀 | |
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概要 | 神話と、代々の天皇の歴史などを記録にしたもの。 主には、伝説上の神武天皇から実在の持統天皇までの歴史を記したもの。 |
例句 | 該当なし。 |
万葉集 | |
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概要 | 日本最古で最大の和歌を集めたもの。長歌と短歌が、合計4500も 載せられたもので、天皇から無名の庶民の歌まで幅広く載せられ、日本人の たましいや精神を感じさせる和歌が多い。 |
例句 | 水に絵を描く。 梅に鶯。 磯の鮑の片思い。 病は口より入る。 |